伊豆沼の生態系保全のための研究

伊豆沼の生態系保全のための研究

本研究室の大きな研究テーマの1つは生態系保全です。現在、伊豆沼の生態系保全についての研究を行っています。

 伊豆沼は宮城県北部に位置する沼です。夏は数多くのハスが湖面を覆い、冬にはマガンやハクチョウなど多くの渡り鳥の越冬地になります。そんな伊豆沼は1985年に日本で2番目のラムサール条約登録地になりました。しかし最近、伊豆沼の環境は悪化してきています。伊豆沼は全国の湖沼水質ランキングにてワースト1位となっており、日本一水の汚い沼となってしまいました。

 当研究室では、特に、伊豆沼の水質改善、また伊豆沼の豊かな動植物の保全のための研究をすすめています。現場調査により、水質調査や植生調査、土壌のサンプリング、成分解析などを行っています。(TO)